高麗御本手蕎麦茶碗

御本茶碗は17世紀の始め、日本の茶人が見本を示して朝鮮の陶工に焼かせた茶碗です。この茶碗は蕎麦茶碗という名前の高麗茶碗で、李朝時代に作られたと言われ、数少ない貴重な茶碗です。造形の特徴は胴が2段に大きく口を開いた朝顔のような形で、大ぶりで、品格を備え、見込み内には5点の目跡があり、高台内と高台脇にカイラギがありす。細かいろくろ目があり、高台は引き締まっています。白土を用い紅色が点在し無傷で美しい華やかな秀品です。大きさは口径15，5cmです。この作品には識書がついています。箱は変わっているようです。箱書きはありません。
価格:600000円
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